RUSH! 今を生きる人たち、そして世界のクリエイターたちのための、国境を越えたステージ
HOME INTERVIEW ARTIST RELEASE EVENT
INTERVIEW インタビュー
O.C. インタビュー
--- これまでのキャリアでエポックだった事は?
O.C.(以下O):
何か、色々ありすぎた。良い時期。良く無い時期。多すぎてよく分からない。
--- 過去5作品についてコメントしてください。
O: Word...Life
音楽ビジネスに入って最初に作ったアルバム/ビジネスについてなんか何も考えていなかった。お金のためでは無く、良い音楽を作りたくて作ったアルバムだったんだ。

Jewelz
俺にとってはWord...Lifeよりは良いアルバムだ。音楽性がまず第1作目とは違う。DITC / Show biz / PREMIERE / Fredie Foxx等の本当に仕事をしたい人間と一緒に仕事が出来たんだ。

Bon Apetit
人生の中で最悪のシチュエーションに仕上げたアルバムなんだ。Big Lが死んで。ついてなかった。D.I.T.C.の1st AlbumをTommy Boyと契約したんだけどうまくいかなった。アルバムを持っている人、全員が気づいているかは分からないんだけど、アルバムの最後のゴーストトラックにJAY-Zも入ってるし、凄く良いアルバムだったと思ったけど、音楽だけに集中出来る環境では無かったんだ。

Starchild
レーベル側が俺の許可無しに出しやがった。ミックスも終わって無い位の状況だよ。日本でのみ出たんだけどね。また作り直して、新曲も足してきちんとリリースしたいと思っているよ。

SMOKE AND MIRRORS
若いファンの子達にO.C.を再度きちんと知らせるアルバムだよ。楽しみながら作ったんだ。
--- デビューしてから今までのヒップホップシーンはどうかわった?
O: 昔は、みんなビジネスの手腕的にもこんなに上手では無かったんだ。ただ今と違ってビジネスとしては劣っていても音楽のクオリティーだけみたら当時の方が素晴らしい音楽を量産していたと思う。
--- 今も変わらずあなたにとってのアイドルは?
O: Slick Lick、KRS-ONE、RAKIM、KOOL G RAP、LL COOL J、BIG DADDY KANE、LORD FINESSE、FREDDIE FOXX、M.O.P、言い出したらキリが無いよ。
--- 個人的にベストだと思うヒップホップアルバムを5枚挙げて下さい。
O: Slick LickのThe Great Adventure。これがベストだ!
--- D.I.T.C.の他メンバーについて思う所をコメントしてください。
O: 皆、与えられた素晴らしい才能を持っている。特に他に言う事は無いよ。俺の家族だし、みんな愛してる。レコードを掘る事が好きで、信じられないほどみんな努力してるんだ。
--- 前作「STARCHILD」は力作だったと思うのですが、USでリリースされなかった原因は?
O: 契約したレーベルが勝手にリリースしたんだ。まだミックスも終わっていないのに。。。
--- ハイエロと今回リンクアップした理由は?
同時代をサバイブした存在としてハイエロをどう評価していますか?
O: 元々、ハイエロは俺のパートナーのラモンテと仲が良かったんだ。
このアルバムは2〜3年掛けて誰にも教えずにこっそり作り続けていたんだけど、いつの間にか、ハイエロとの話が進んでいて、ドミノとカジュアルがニューヨークに来た時に話を聞いたんだ。彼らは俺の音楽にリスペクトも持ってくれるし、良い奴らだし、今となってはファミリーだから一緒に組む事にしたんだ。ハイエロもD.I.T.C.も一緒だよ。俺にとってはファミリーなんだ。凄く良くしてるし。俺の本当にやりたい事をやらせてくれるんだ。音楽的にもドープで、NASやHieroglyphics等の90年代をサバイブしてきたアーティストには、今でも良いアルバムを作るアーティストが多いだろ!?皆クレージーで最高なんだよ!
--- アルバム全体のコンセプトについて詳しく教えて下さい。
O: Hypocritesについて歌っている。後は、世の中の良い事/悪い事。煙草を辞めたのに薦められたりとか、結婚してるのに、他の女性にひかれたりとか、クラブの中で未成年の女の子を口説いたりとか。
テレビで流れている事と現実が必ずしも同じでは無い事。ブリンブリンのネックレスをつけている人間だけが成功してる訳では無い事。50CENTみたいなラッパーは人に見えない所で死ぬほど努力をしているんだって事。
俺に必要な物とそうでは無い物。SMOKE & MIRRORSって曲にもあるんだけど、SMOKEは煙に巻かれた妄想の世界。MIRRORSは鏡に映して自分を見つめ直す事も必要だっていう意味なんだ。
--- 各曲のリリックについて簡単にコメントしてください。
O: 01. SMOKE AND MIRRORS
ただイントロだね。

02. YOU MADE ME
社会が今の俺を作ったっていう意味だよ。この音楽業界に入った時には俺はただのガキだった訳だから。

03. MARTYR
単純に言葉の意味は殉教者(テロリスト)みたいな意味合いにしたんだ。この曲の中で俺は雑誌やテレビを賑やかすスーパースター達を吹っ飛ばすんだ、最高のライムでね。

04. MY WAY
この曲は、ただ俺のやり方でスピットし続けるだけだよ。

05. EMOTIONS
俺の気持ちを純粋に表現したんだ。

06. DISTORTION
人に優しくする気持ちを歌った。人に冷たくされるとDISTORTIONされた気分になる。

07. GOING NOWHERE
俺は俺のやり方でアルバムを作り続けるって事だね。音楽業界に飽きるまで続けてってやるっていう気持ちだよ。

08. HEY YOUNG WORLD
スリック・リックの曲のタイトルだよ。本当はHEY YOUNG WORLD 2005にするべきだった。

09. GONE
今までに嘘ついてきた女性について歌った。

10. THE GOOD, THE BAD, THE UGLY

GOOD=こいつの為になら頑張ろうと思える廻りにいる最高な奴等。BAD=俺を怒らせる人間。UGLY=嘘をつく人間/心の無い人間。

11. GUNS AND BUTTER
この曲は今の若い子達に向けて大切な物とフェイクな物を歌った歌だよ。GUNS=凄く大切な物/家など... /それを元に何かを得られる物。BUTTER=ジュエリーなんかを始めとするフェイクな物/溶けて無くなってしまう様な物。

12. I'M DA BOSS
俺のやる事に関しては全て俺がボスだという事。

13. CHALLENGE Y'ALL
フェイクな人間や人格を作り上げようとする音楽業界。テレビで50CENTが流行っていたら、50みたいな人間を作って売り出そうとする人間。そんな人間や音楽業界にチャレンジしているんだ。

14. BROTHERS KEEPER
6曲目のディストーションで歌っている事に近いんだ。例えば、俺とお前が一緒に会社を作って一緒に成功したとして、他の人間からお前の方が出来るのに何で一緒にやってるんだ?とか言われて、関係性が壊れる事のくだらなさやファックアップさを歌ってるんだ。

15. WHAT I NEED
廻りの人間から、よく「もっと名前のあるプロデューサーを使いなよ」とか、「もっと良いビート聴かせるよ」って言われるんだけど俺は俺で自分が必要な物は分かっているし、廻りにあれこれ言われたく無いっていう曲なんだ。

16. SHORTY
クラブの中で未成年の子が口説かれる事について歌っているんだ。ショーティーっていうのは、若すぎるって意味だよ。悪い事を教えてる。

17. THIS IS ME
ダイアモンドや良い車ばっかりに魅了される若い子達に、飾らない気取らない俺を見せて、自覚を持ってほしいっていう曲なんだ。

18. COLDWAXA SPEAKS
COLDWAXAっていうのは、俺のもう一人のパートナーなんだ。今までもプロデュースで入っているけど。あいつが9分喋ってるんだ。基本的に俺は俺で廻りの事は知った事では無い。っていうタイプの奴なんだけど。時には熱く、時にはクールにえんえんとしゃべり続けているんだ。
--- プロデューサーについて。
O: I'M DA BOSSはSouliveがプロデュースに入ってて、他の曲は基本的にはMIKE LOWEっ ていうDJがやってるんだ。昔からD.I.T.C.との付き合いが深くてJUNGLE BROTHERSの DJや俺のバックDJCL & SMOOTHのDJなんかもやってるよ。今回のアルバムには沢山の プロデューサーを起用してコンピレーションみたいな作りにはしたく無かったんだ。 俺のアルバムだし、タイトでただ良い物を作りたかった。
--- サンプリングは、やはりコダワリなのですか?
O: レコードを漁るからD.I.T.C.なんだ。俺もビートは作らないけどレコードは聴くよ。良いのがあったらDiamondやLord Finesseに持っていって使ってもらうんだ。
--- 今住んでいる所はどこですか?
O: 今はブルックリンを拠点にしてブルックリン、クイーンズ廻りで動いてるよ。
--- ハイエロは仕事し易いレーベルですか?
O: ハイエロは最高だよ。やりたい事をやらせてくれるし。みんな凄く良くしてくれる。レーベルでは無く、既にファミリーなんだ。
--- MUROのLyrical Tyrantに参加した時のエピソードを
O: 俺とDiamond DとMUROで一緒にスタジオに入ったんだ。まずMUROからコンセプトを聞いた。それからMUROのラップ録りを見たんだけど最初、英語でラップをしてるのかと思った。その位、あいつのラップやビート感覚は素晴らしいんだ。俺にとっては、MUROもD.I.T.C.のメンバーさ。レコードもディグるし俺のクルーも皆あいつの事は愛してる。お互いにリスペクトの関係もある。最高の仲間だよ。
--- MUROにメッセージ
O: MURO、マイメン!どうしてる? 一緒にまた曲でも作ろう! 日本ですぐに会うのを楽しみにしてるよ。
--- 旧友ファロア・モンチがシェイディと契約したことをどう思う?
O: そんなはずは無い。俺は信じない。
--- 今後の予定について
O: ニューヨークに戻ったらロード・フィネスとファット・ジョーと話をしないといけない。D.I.T.C.のリユニオンの時が来たんだ。きちんとした形で再始動をするよ。アルバムを暫く出して無いもんだから、皆の前で沢山ライブをしたい。ツアーもするよ。映画のサウンドトラックへの曲提供なんかもきちんとまた始めたいね。
Interview by RUSH! PRODUCTION

<< INTERVIEW TOP へ戻る
(c) RUSH! PRODUCTION ALL RIGHTS RESERVED.