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DISCOGRAPHY ディスコグラフィー
V.A.  "Sneakers Freaks Club"
DJ Yellow
DJ Yellow

Next Evidence
Next Evidence
V.A. "Sneakers Freaks Club"
V.A. “スニーカーズ・フリークス・クラブ”
ACCR-10005 税込価格¥2,548(税抜価格¥2,427

解説 上村真俊(bonjour records
参加アーティスト DJ GregoryNext EvidenceSohaJulien JabrCutee BMike R. Max

ダンスをするのに必要なもの、それは、ファンキーなビート!ファンキーなスニーカー!
"poussez!" 2弾はスニーカーに捧げるコンピレーション「The Sneakers Freaks Club
01 Same and better / JULIEN JABRE
02 Like this / MIKE R. MAX
03 The One / NEXT EVIDENCE
04 Nasty / MIKE R. MAX
05 No 2 Morrow / NEXT EVIDENCE
06 Foulchette / SOHA
07 TNCK / NEXT EVIDENCE
08 When We Reverse / NEXT EVIDENCE
09 Never Last / CUTEE B.
10 Original / SOHA
11 Hard 2 find / BAZAR
12 The Joint / NEXT EVIDENCE
パリで話題のレーベル"poussez!"の第2弾は「スニーカー」をテーマにしたコンピレーション・アルバム。期待の新星Next Evidenceにより運営されているレーベルBasic Recordingsからリリースされた12"のシリーズが、さらに規模を拡大してDJ YELLOWの新レーベル"poussez!"よりコンピレーションとしてリリース。ストリート・ミュージックにおいて重要な要素である「スニーカー」に対するトリビュート、というコンセプトのもと、80年代から現在までの音楽〜ハウス/テクノ〜ファンク/ヒップホップまで〜のあらゆる要素が詰まった作品!
Next Evidenceを中心に、DJ GregorySohaJulien JabreCutee BMike R. Maxなど、次世代のフレンチ・ダンス・シーンをになうアーティストたちによる、その新しいシーンの動きを反映したコンピレーションであるとともに、ストリートの象徴「スニーカー」へのトリビュートというファッションとの結びつきを強く意識した2004年のマスト・アイテム!

DJ Yellow/Alain Hoコメント
スニーカーズ・フリークス・クラブのプロジェクトをpoussez!でリリースしようと思った理由は、音楽的にすばらしいアルバムコンセプトになると思ったからです。私にとってスニーカーは、ストリート・ミュージック、ファッション、ヴィンテージ、そしてヒストリーを象徴するものなのです。ほかの都市と同様に、パリの若者たちはスニーカーを好み、90%以上がスニーカーをはいています。
このプロジェクトに参加しているすべてのプロデューサーが私のよき友人であり、彼らはまた、フランスでベストのプロデューサーでもあります。このコンピレーションは、poussez!というレーベルに多様な才能があるということを示すものであり、そしてまた、私が愛した80年代(ポーラ・アブドゥル、マドンナなど)に強く影響されているものです。ただし、現在誰もがやっているようなニューウェイブのものではないというところに、このアルバムの個性を見出すことができるでしょう。
内容は80年代中盤のラジオ番組のようなものになります。自分たちがラジオのパーソナリティであるかのように、このCDをミックスしていきます。たとえば、私が愛聴していたNYのラジオ・ショウ、FUNK MASTER FLEXHOT97のショウのように。
このアルバムは、私がティーンエイジャーだったころのことを思い出させてくれるものなのです。

JULIEN JABRE
VOODANCE」のシングルヒットなどで知られる、米欧のハウスファンからも一目置かれるディープハウサー。ラジオのチューニング・ノイズから始まる「Same and better」はアランがイメージする「80年代半ばのNYのラジオショー」をそのまま具現化したかの様なトラック。ディスコティークなギター・カッティング、スイートなメロを刻むシンセ、正に80年代の古き良きディスコ・トラックをリモデルしたかの様な、冒頭を飾るにふさわしいアルバム中もっともキャッチーなトラックだ。

MIKE R. MAX
マキシム・コーエンとミカエル・トルジュマンの2人からなるユニット。そう、つまり「poussez!」のファーストリリースを飾ったエクスト・エヴィデンスの別ユニットだ。もろ80'sを連想させる煌めくシンセ、ディスコティークなコーラス、ファンキーなブレークビーツが印象的だ。

NEXT EVIDENCE
前述した通り、ネクスト・エヴィデンスは「poussez!」のファーストリリースを飾った、共に1976年生まれのマキシム・コーエンとミカエル・トルジュマンの2人からなるユニット。かつては生音指向のスピリチュアルでパーカッシブな本格派ディープハウスを数多くリリースしており、ジュリアン・ジャブルと並んでフレンチ・ハウスシーンの第2世代であり、今後のフレンチ・ダンスミュージックを担う存在だ。まっ先にシングルカットされた「The One」はアルバムのメイントラックで、がっちりしたビートと女性コーラスでジワジワと気分を上昇させるエレクトロ・ディープハウスだ。途中で挿入される全く異質なファットなブレークビーツが一瞬でフロアをヒートアップさせる「No 2 Morrow」もかなり強力だ。

SOHA

SOHAはジュリアン・ジャブルとDJ・グレゴリーによるユニットで、様々なフレンチハウス・レーベルにSOHA名義の作品を残している。がっちりした骨太なビートがオーセンティックなフレンチハウスのアティチュードを継承している。

CUTEE B
CUTEE Bは「YELLOW PRODUCTIONS」からもディスコティックなハウスをリリースしている。「Never Last」は、ダニエル・ワンを始祖とする「BALIHU」諸作、メトロ・エリア辺りのエレクトロ・ディスコを直系する今最も旬のスタイルと言える、ジワジワと盛り上がるミッドテンポのディープ・エレクトロ・ハウス。

BAZAR
BAZARDJグレゴリーとネクスト・エヴィデンスのミカエル・トルジュマンのユニット。「Hard 2 find」はグイグイ引っ張る力強いベースとコーラスで構成されるエレクトロ・ディスコハウス。
(上村真俊 ライナーノーツより)
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